ぽりたんたんblog

30代フリーランスの何気ない日常とエッセイ。

僕がブログを始めた理由

今はブログよりも動画の時代らしい。
特に10秒~1分程度の縦長のショート動画が流行ってる(2024年2月現在)。

 


僕自身、このブログを始める少し前にインスタで動画投稿を始めた。
その中で一つ気づいたことがある。
それについて少し書いてみようと思う。

 

 

ショート動画にもYouTubeに投稿されているような長尺動画とほぼ同じジャンルがある。
大きく分けるとエンタメ系ハウツー系のどちらかに分類できる。

 


理由を話すとそれだけで一記事書けそうだから割愛するけど、僕はエンタメ系で勝負しようと考えた。
その中でも比較的手軽に始められそうなVlogというジャンルで。

 


Vlogというのは、"Video"と"Blog"を合わせた造語のことで、その名の通りブログの動画版と言われている。

 

 

動画作りはこだわろうと思えば無限にこだわることができる。
しかし機材や撮影、編集にこだわっても視聴回数が増えるわけではないのだ。
そんな一例を紹介したい。

 

 

Vlogの中にもたくさんのジャンルがあるが、その中の一つにシネマティックVlogというものがある。

 


海外旅行の記録なんかをDay1、Day2・・・と映画のように動画にまとめていて、撮影・編集スキルはプロ顔負けのレベルの高いものが多い。

 


しかしスマホで撮った、部屋やキッチンを掃除しているだけの動画を投稿しているVlogアカウントに、フォロワー数(YouTubeならチャンネル登録者数)で比べると1桁以上負けているケースが多い。

 


海外旅行という企画なら非日常的で刺激的だし、動画制作スキルも高いのに、この差はどこで生まれるのだろうか、、、

 

 

料理や掃除、勉強している様子などをまとめた動画は先ほどのシネマティックVlogに対して、日常Vlogと呼ばれるジャンルに属する。

 


この日常Vlogのどこに視聴者は惹きつけられるのかといえば、映像から伝わるその人の「生活感」というか、「人間味」みたいなものなんだろうな、というのはすぐに分かる。

 


もう少し深堀すると、それらを通して視聴者へ「共感」や「ほっこりした気持ち」「笑い」、そして時には「勇気」を与えていることが、人気が高い理由なんだろう。

 

 

あぁーこれって何かと似てるなと思った。
エッセイだ。

 


人気のあるVlogには(あるいはエンタメ系の動画全般に言えることかもしれないけど)、人に読まれるエッセイと同じ要素が含まれているな、と感じる。

 

 

僕自身、動画を作り始めてみて「なんか垢抜けないなぁ~」と思う部分がここだった。
垢抜けないと思う場合は大抵、動画がNHKの実況中継みたいになっていた。

 


ただ起こった出来事をありのまま伝えているだけで、そこに僕のエッセイ感が感じられない。

 

 

冒頭の「動画投稿を始めて気づいたこと」とは、ブログから動画に表現が変わっても、人に観られる(読まれる)上での本質的なところは共通してるなってこと。

 


動画なら台本、特にエンタメ系なら人に読まれる面白いエッセイや、エッセイ感のある演出*1を考えることが重要なんじゃないかと思う。

 


少なくとも現時点では、そういう動画がエンタメ系ジャンルでは人気があるように感じる。

 

 

ということで、僕はエッセイに磨きをかけるためにブログを始めることにしたのだった。

 

 

ばいちむ

 

2024/02/24 追記

この記事で僕が伝えたかったことに近いことが書かれていたので紹介。
本文の中から一部引用する。

「継続してさまざまなことに意見を表明する→人格(キャラ)が伝わる→ファンができる」、これが、インフルエンサーが生まれるプロセスです。「自分の意見」を(文字であれ動画であれ写真であれ)継続的に発信していれば、その人の人格が受け手に伝わり、ファンが生まれます。

 

1点だけ異なるのは、僕が記事中で述べた「エッセイ」とは、単なる「自分の意見」のことではない。僕は、

 

エッセイ=自分の意見+エンターテインメント性

 

だと考えている。
エンターテインメント性のない「自分の意見」だけでは、人の目を引く実績や肩書がない限り、インフルエンサーになるのは難しいのではないだろうか。
この辺り、いつか記事にします。

*1:動画投稿で「顔出し」「声出し」した方がいいと言われるのも、昨今ライブ配信が流行っているのも、それがエッセイ感の演出になっているから、という側面もあるんだろうなと思う。