お題「ひとり暮らしおすすめ時短手料理は?」
僕は学生時代、某居酒屋チェーンのキッチンで1年ほどバイトしていたことがある。冷凍食品メニューで効率化を図る居酒屋も多い中、その店はほとんどのメニューを手作りしていた。それを料理長1人とバイト2~3人だけで回していたわけで、そこには料理作りを時短・効率化するためのノウハウが隠されていた。
今回は僕が居酒屋チェーンでのバイト経験から学んだ「料理を時短するコツ」を4つ紹介する。
目次
時短のコツその1~食材は前もって下ごしらえしておく~
キャベツ・白菜・玉ねぎ・ニラ・にんじんなどの野菜類は、開店前などの空き時間にカットしてビニール袋などに入れて大量にストックしておく。
ジャガイモは洗ってから芽だけ包丁で取り除き、皮付きのまま一つずつラップで包んで冷蔵保存。
バラ肉などの肉類は一食分に小分けしてラップで包んで冷凍保存。
これらの「下ごしらえ」により実際に料理する際の「火を通す」「味付けする」以外の工程の多くを省略できる。ひとり暮らしでの時短料理に活かすなら、休みの日にまとめて下ごしらえしちゃおう。
時短のコツその2~電子レンジで時短~
火が通りにくい食材は電子レンジで加熱する。
例えば先ほど下ごしらえでラップに包んだジャガイモも、ラップに包んだまま数分レンジで加熱するだけで簡単に中まで熱が通ってやわらかくなる。
そのあと水に浸して冷ましたら、ラップからジャガイモを取り出して表面を指でこすると、簡単に皮が剥けてしまうというおまけ付き(あまり力を入れすぎるとジャガイモが崩れちゃうけど)。
同様に「茹でる」という工程の多くは電子レンジで代替できる。枝豆やパスタの麺をレンジで茹でることもできる。
麺繋がりで、焼きそばや焼うどんを作るときなんかにも役に立つ。事前に麺を電子レンジで加熱しておくと、麺を炒める時間を短縮できるからだ。もちろん電子レンジで麺を加熱する作業と焼きそば用の野菜炒めを作る作業は同時並行で進めることができる。
時短のコツその3~時短レシピだけでメニューを構成する~
多くの居酒屋チェーンのメニューは次のような料理で構成されている。その多くは時短料理だ。
- 焼き物(焼き鳥、焼き魚など)
- 揚げ物(唐揚げ、ポテト、天ぷらなど)
- 生野菜系(サラダ、漬物など)
- 刺身
- なべ料理
- 炒め物(焼きそば、チャーハン、野菜炒めなど)
- その他フライパン系(お好み焼き、だし巻き卵など)
さすがに「揚げ物」はひとり暮らし向けの時短レシピとしては手間だけど、それ以外は結構参考になる。特に「なべ料理」「炒め物」「お好み焼き」は余った食材の有効活用もできるのでおすすめ。
お好み焼きなんて一見すると手間のように思えるけど、薄力粉と水とほんだしと卵を混ぜたものに、余り物の野菜やお肉などの食材をテキトーにぶち込んで、テキトーに混ぜて、フライパンで焼くだけなので意外と簡単。何食分かまとめて作って冷凍保存しておくのもあり。
時短のコツその4~作り方を暗記しておく~
あらゆることに通じることだが、暗記すると作業効率が上がる。UberEatsや出前館なんかの配達員だって稼いでる人は地図を暗記しているし、僕も居酒屋チェーンのキッチンでバイトしてたときはレシピと手順を丸暗記してた。
外食する際は「時短」の観点でメニューを眺めてみると何か発見があるかもね!
ばいちむ